2022年3月19日土曜日

令和3年度卒業式・修了式(2022.03.19)

春を感じる暖かい日に、今年度の補習校卒業式が行われました。
修了証授与では、学年の代表者が一人づつ修了証を受け取り、しっかりみんなが声を出して、お返事していました。
その後、卒業生5名(小学部3名内1名欠席、中学部2名)が入場しました。
在校生代表が送辞を行い、補習校に通い続けた努力をたたえました。一年生代表が花束の贈呈を行い、とても微笑ましい光景でした。

小学部卒業生は、入学式の思い出、カルタ大会、3年生のバザーでスライムを売ったこと、休み時間に外でみんなで遊んだり、遠足に行ったことを語り、感謝の気持ちを伝えてくれました。
中学部卒業生は、親友との思い出、バザーを楽しみにしていたこと、補習校を続けてきた気持ちや苦労、在校生に補習校へ通う意義、クラスメイトへの感謝の気持ちなどをとても綺麗な言葉で伝えてくれました。私も皆さんのスピーチにとても感動いたしました。

卒業生の皆様、保護者の皆様、卒業おめでとうございます。今後のご活躍をお祈りいたします。
(在校生保護者寄稿)

2022年3月12日土曜日

補習校評価(2022.03.12)

 教員、保護者、運営委員会の三者が常に協力し合いながらより良い補習校を造っていくため
に、毎年『補習校評価』を実施しています。
保護者側は、子どもの変化や家庭での様子、学級や運営に対し感じていることや意見を上げ、
教員側は、学級経営についての自己評価を行います。
設問は10に及び、双方照らし合わせることで、各項目において、補習校として三者が同方向に進んでいるか、取り組みの成果確認とその見直しを図る一つの資料となります。
今年度最後の保護者会では、そのまとめの報告を行いました。(運営委員寄稿)

2022年3月7日月曜日

小5「隣国ウクライナ情勢について」(2022.03.05)

終業式も近づく5年生の授業を参観しました。
当日は先生の考案で、「今のウクライナ情勢について」を教科書の授業単元『アンパンマンの勇気』や『想像力のスイッチを入れよう』に紐づけての4時間の特別な授業が行われました。この学年は二学期末の学習発表会でデジタル紙芝居『アンパンマンの勇気』を発表し、その単元に「正義の戦争なんか無い」という一節があります。
授業はプロジェクターを介し、発信元がはっきりしているニュース動画を利用して進められました。
まずはNATOの歴史をわかりやすく説明したものをみんなで閲覧しました。
専門的な言葉が多く日本語音声の聞き取りが難しいような印象を受けましたが、ビデオを止めて先生の補足や、噛み砕いた説明が加わり、児童たちは始終集中して聞き入っている姿が印象的でした。

また、児童が積極的に、質問や個人の見解を投げかけるなど活発な授業展開にとても驚かされたと同時に、児童たちのウクライナ情勢に対する知りたい姿勢がとても強いことに感心しました。ニュースを耳にし、漠然と不安な気持ちを抱いている児童たちが理解を深め、またそこから考え、意見を持ち、先生、友だちの意見にも耳を傾けるとても意味のあるものでした。
特に、ウクライナとロシアの両親を持つ日本在住の女性の動画では、児童自身も日本とハンガリー、または他国のダブルである、という似たような境遇が生み出すリアリティを感じました。

ただこの状況を悲しむ、同情するだけでなく、そこからどう考え、何を学び、自分たちに何ができるのかを考える児童たちは、国語学習に加え、その人間性も成長できる頼もしい存在であると思いました。
(運営委・教員庶務寄稿)

2022年3月3日木曜日

小1・2音読発表会(2022.02.19)

 小学部一年生と二年生で音読発表会を行いました。
一年生は『たぬきの糸車』、二年生は『お手紙』を音読し、互いに感想を伝え合いました。

その後、『はい、いいえクイズ』という連想ゲームを行い、真剣に考えていた姿も微笑ましいものでした。
お題を考えた子どもは、他者からの質問に対し「はい」「いいえ」しか言えないため、質問する子どもたちは質問を工夫しないといけません。質問を繰り返して、お題を当てるクイズです。物の名前を言い当てるには、たくさんの単語と表現力が必要なんですね。

なかなか思うように集まることが出来ないこのコロナ禍、このように異年齢交流を持つことができ、配慮くださった先生がたに感謝です。
(運営委員寄稿)