2023年12月14日木曜日

学習発表会(2023.12.02)

12月2日は学習発表会でした。
1年生は音読・劇「たぬきの糸車」を自分達で書いた絵と一緒に大きな声で発表しました。練習の成果がしっり見え可愛らしい劇でした。

2年生は「スイミー」を披露しました。水中の様子をペープサートで表現しました。水中の生き物の絵を沢山用意するのは大変だったと思います。

3年生は「まいごのかぎ」を音読しました。自分の長いパートもしっかり自信を持って音読する姿が印象的でした。

4年生は「白いぼうし」と「山ネコおことわり」を劇で表現しました。四年生は人数も多くナレーターと演技をする子に別れたものでした。一人一人の役割をしっかりこなしていました。

6年生は「生きる」を朗読しました。一人づつスラスラと暗唱している姿がとても印象的で、最後に自分の作った個性あふれる詩を発表していたのがとても印象的でした。

中学一年生は「みそまめ」という落語を披露しました。落語についての説明もあり、とてもわかりやすかったと思います。とても上手な落語を披露して感心してしまいました。

中学二年生は「補習校ドラえもん古典の世界に行こう!タイム・スクリーン!の巻」を披露しました。子供達もみんな楽しみにしていた様子でした。枕草子を朗読したり、説明してくれました。

最後に全校児童生徒と先生も含めて「世界が一つになるまで」を力強く合唱しました。

このイベントをまとめてくださった先生方、運営委員の皆様、いつもサポートしてくださる、在ハンガリー日本大使館様、商工会の皆様、ブダペスト日本人学校の先生方に保護者一同感謝を申し上げます。
(在校生保護者寄稿)

2023年10月10日火曜日

2022年所得税1%寄付のお礼 / 1%-os felajánlás

2022年個人所得税納付額の1%の寄付先に補習校をご選定頂きました皆さまへご報告いたします。

総額295,382フォリントの寄付となりました。
ご協力ありがとうございました。
補習校児童生徒のために大切に使わせて頂きます。

Tisztelt Támogatóink, Barátaink!
A Zölddomb Alapítvány köszöni mindenkinek a 2022. évi adóbevalláshoz kapcsolódó 1 %-os adófelajánlásait. Alapítványunk szép eredményt elérve, 389,325 forint összeget kapott.
Köszönettel és remélve, hogy a jövőben is megtisztelnek bizalmukkal.
Zölddomb Alapítvány

日本人学校ふれあい大運動会(2023.09.03)

今年後もブダペスト日本人学校ふれあい大運動会のご案内をいただきました。

補習校からは、9家庭から、小学生、幼児の計11名の子供たちと保護者が参加しました。 
残念ながら、今回は補習校中学生の参加も無く、例年より少人数の参加者グループになっていましたが、参加した児童たちは大会競技への参加を心から楽しんでいる様子でした。

子どもたちの、普段の授業とは少し違った意味での活き活きとした表情や、元気に飛びはね駆け回る姿が見られるということは非常に喜ばしく、一生懸命に自分のチームの仲間を応援する様子や、結果に一喜一憂しながらもお互いをたたえあう場面には清々しい感動さえ覚えました。また、保護者の方々が参加する競技では、それぞれ子どもたちと協力しながらの温か家族間交流が見られ、心が和みました。

最後に、補習校を温かく受け入れ、入念な準備をされた上で、本大会運営においても労苦をいとわず献身的に働いておられた日本人学校の先生方に、このようなすばらしい行事に参加させていただいたことに対し、厚く御礼申し上げます。
(運動会引率教員寄稿)

2023年6月17日土曜日

教員研究授業 & 事後検討会ご報告(2023.06.03)

6月3日(土)に研究授業・検討会を実施しました。
今年度は中学1年の授業を対象とし、担任教員が国語授業を行いました。ブダペスト日本人学校より中学部国語担当の教諭にお越しいただいたほか、補習校の教員全員と運営委員の数人が授業を見学しました。

国語教科書の教材は「漢字の組み立てと部首」が扱われ、担任教員のさまざまな創見と工夫が発揮されました。
海外で暮らす補習校児童・生徒の場合、日常生活で漢字に接しないことも多く、テストの暗記で多数の漢字を形として(「へん」や「つくり」などと字との関係を理解しないままに)覚えるだけなので、その後すぐ忘れたままとなり、未知の字や読み方への応用も利かず、苦手意識につながる――このようなことは、学年が進むにつれて多くの補習校でしばしば見られる問題で、本校においてはとりわけ改善すべき重要な課題です。

研究授業では、こうした一般的な問題も踏まえ、漢字の成り立ちや組み立ての学習のため、知的好奇心を刺激し、楽しく漢字に興味を持てる授業がめざされました。PC画面を教壇のスクリーンに映して、「漢字仲間クイズ」や教科書の文章から「部首」の特徴を理解し、自由な発想で創作漢字に挑む試みなど、非常に充実した内容でした。生徒からの活発な発言もあり、静かで優しく丁寧な言葉で行われる授業には、日頃からの生徒の安心感と積極的な参加意識が見て取れました。

授業後の検討会では、担任教員による総括のあと、まず日本人学校の教諭から所見を伺いました。行き届いた観察にもとづく的確な指摘はもちろん、広い読書体験を通して「国語」の言葉に深く親しまれてきた知見と、つねに子どもの傍らに立とうとされる方ならではの指導の工夫が窺えて、学ぶことが多いものでした。各教員からも非常に活発な意見が出され、謙虚ながら鋭く明確で有益な指摘もあり、有意義な研究授業・検討会となりました。

かな・漢字・音訓の書字システムは、言語の「国際的」な生成と多様性を文字の表面にあらわに表している点で、「日本語」のもつ特異さのひとつです(世界のどの言葉もそれぞれ特異であるなかで)。それだけに、多言語環境での漢字の学習は、面白さとともに困難もつきまといます。漢字の学びをどのように実践するかは、国際的な環境の子どもたちが「国語」の文章読解をそれぞれのやり方で深く体験し・多様な「言葉の力」を解き放っていくことへ向けて、補習校教育の成否が問われる、きわめて大きな課題です。今回の授業・検討会は、その課題に向き合うためのささやかな一歩をしるすものとなりました――これを確認して、今年度春の研究授業の報告といたします。
(研修担当教員寄稿)

不審者侵入を想定した避難訓練(2023.06.03)

4時限目、今年は不審者侵入の場合の避難訓練を行ないました。
不審者侵入の避難訓練は4年ぶりです。

今年も在ハン日本大使館のご協力のもと、事前打ち合わせを行い、訓練に向けて色々と意見を出し合うことができました。
今年の目標は、子どもたちに合わせたレベルで、不審者とは何なのかを理解させ、学校に侵入してきた場合、そして道で遭遇した場合にどう対応すればいいのかを伝えることでした。

今年の合言葉は『いかのおすし』
・いかない
・のらない
・おおごえをだす
・すぐににげる
・大人の人にしらせる

訓練前に不審者に対する認識を確認したところ、すでにきちんと理解している子もいました。
今年は、ドアをガタガタさせることにより不審者侵入を表現してみました。
その後、高学年はバリケードを作り、中学年はカーテンを閉め、そして低学年は教室の隅に集まって静かに待機しました。
どの子もきちんと自分のすべきことがわかっているようでしたが、残念ながらおしゃべりをする子が目立ち、こちらの指示がすぐに伝わらない状況が何度かありました。

不審者逮捕が確認された跡は、バリケードを元に戻し、それぞれの席に座らせ、人数確認をし、大使館のご担当者様に貴重なレクチャーをしていただくことができました。

合言葉には「おおごえをだす」とあるのに、訓練中は静かにしなければならなかったのはなぜか、という鋭い質問も出るなど、今年も訓練に意欲的な姿が見られました。
今回も貴重な体験ができて良かったと思います。
(避難訓練担当保護者寄稿)

2023年6月4日日曜日

全校遠足(2023.05.13)

オーブダ島へ全校遠足に行ってきました。
前日も翌日も雨予報の中、雨に降られず一日を楽しむことが出来ました。

今年の合言葉は「やってみよう」
話したことのない仲間や先生と話してみる。
苦手だと思っていたダンスに挑戦する。
低学年の子どもたちを連れて電車に乗る等たくさんのやってみようを体験しました。

話してみたらみんなやさしかったし、ダンスは楽しかったし、無事に低学年の子どもたちをオーブダ島から連れて帰ってくることが出来ました。
それぞれのやってみようをやり遂げた子どもたちが保護者と対面した時の笑顔がまぶしかったです。
(遠足担当教員寄稿)

2023年5月13日土曜日

全校遠足事前指導(2023.05.06)

来週は全校遠足です。
遠足の事前指導とは、先生から遠足の場所や活動内容のお話があり、遠足が一層楽しみになる導入時間です。また、注意点を認識してもらう安全指導の場でもあります。

遠足では、違う学年の子どもたちや先生との交流を深めるため、縦割り活動班が構成されています。
事前指導では、各班内で自己紹介をしたあと、班の名前を決めていきます。

今年もユニークな班名が登場しました。
チャーハンが好きなチャー班、緑と春をイメージしたというウグイス班、すし班、おにぎり班、さくら班などなど。遠足とお弁当が待ち遠しい気持ちになりますね!
初顔合わせの後輩たちの希望を聞き出し、班名をしぼっていくのもリーダーの仕事です。

各班のリーダー、副リーダーとなる小6、中1、中2の児童生徒はこの事前指導の前週にリーダー会議を行いました。
遠足の概要を知り、リーダー、副リーダーとしての役割を考えます。
去年の遠足でもリーダーを担っていた生徒はその振り返りをし、新リーダーたちに引き継いでいく場でもあります。
(運営委員寄稿)

2023年4月17日月曜日

令和5年度入学式・始業式(2023.04.15)

令和5年度4月15日、心配していた天気も晴れ間が見え、5名の可愛らしい新小学1年生、3名の立派に成長した新中学1年生、4名の編入生、そして今年度は4名の新しい先生を迎えて入学式・始業式が執り行われました。

在校生代表や運営委員長からそれぞれ歓迎の言葉があり、新入生の皆さんは自分の名前が呼ばれると元気よく返事をしていました。

クラス担任の発表は毎年同様誰もが楽しみにしている瞬間でした。

明るく元気な雰囲気に包まれる中、児童生徒総勢44名で新たな希望を胸に新学期が始まりました。(在校生保護者寄稿)

2023年3月28日火曜日

UNHCR Global Service Centre訪問(2023.03.27)

ハンガリーに住み平日は現地校に通いながら、毎週土曜日に補習校で国語を学び続けた中3学年が先週卒業しました。
国語学習や9年間の補習校生活、及びそのコミュニティで身につけたであろう資質や能力を携え、将来のことや、社会・世界とどう関わるかをこの節目に考えていってもらえれば…そんな保護者の願いからハンガリーで活躍する日本のかたのお仕事について学ぶ機会を頂戴しました。

ハンガリーでもたくさんの日本のかたが活躍しています。
日本人として他国でどのような仕事をしているのか、実際にお話を伺うことで感じることや見えてくることがたくさんあることでしょう。
そんな卒業生や保護者の想いを理解くださった国連難民高等弁務官事務所(UNHCR Global Service Centre)の斎藤さんのオフィスを訪問させていただきました。

機関のことや、難民のこと、ご自身がどうやってUNHCRに勤めるに至ったのか等を分かりやすく話してくださいました。
2年前に設立70周年を迎えたUNHCRの活動を聞き、また、1956年のハンガリー動乱の際に隣国に避難したハンガリー人への定住に向けた支援を行っていたことは、子どもたちにとって人道支援について考える具体的なきっかけとなったようです。
そして現在、ハンガリーでのウクライナ避難民への支援…活動は続いています。
緊急事態が発生した際に、迅速に支援を行うため様々な想定のもとシュミレーション訓練も行っているのだそうです。

斎藤さんは支援に周られていた時の各国でのエピソードや、やりがいも話してくださいました。
特に、UNHCRが存在しなくてもいいようにするのが目標!という言葉は私たちの心に強く残っています。

子どもたちの職業観の幅が広がる大変貴重な時間となりました。
快く迎えてくださいました斎藤さんへ心より感謝申し上げます。
(卒業生保護者寄稿)

2023年3月23日木曜日

令和4年度 修了式・卒業式

春香る快晴の今日は修了式と卒業式です。

まず修了式では、一年生から一人づつ名前が呼ばれ、代表者が修了証書を受け取りました。今年度は小学部は5人、中学部は4人が卒業しました。
運営委員長の「卒業後も日本語の練習を続けてください。」という言葉に在校生保護者としても気が引き締まる思いです。

在校生の送辞では、小学5年生と中学2年生が卒業生の努力を讃え、遠足、バザーなど卒業生とのたくさんの思い出を伝えてくれました。

卒業生の答辞では、努力してきた事、補習校の仲間への想い、先生や両親への感謝の気持ち等、皆さんの想いをそれぞれに伝えてくれました。辛かった事、大変だった事なども…。
補習校を続ける事、土曜日も勉強をする大変さは皆が感じている事だとは思いますが、在校生と保護者の皆さんも「これからも続けて行きたい」と思ってくれている事を願っています。本日の答辞を聞き、いち保護者としてもそのことを再確認しました。

先生や卒業生保護者の涙も印象的な式でした。
卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます!
(在校生保護者寄稿)

環境ポスターコンクール入選のご報告

こども教員支援財団が主催する「第14回環境教育ポスターコンクール」にて、2022年度中学3年生の丹野なおみさんの作品が入賞しました。

海外賞(特別賞)
標題『カラフルではあるけれど』

〜入賞者コメント〜
入賞したと聞いて、とても嬉しいです。
このポスターは今年の夏に日本で描きはじめました。
コロナ禍の自粛を経て、数年ぶりに日本へ向かう道中の空港や飛行機の中で、たくさんのペットボトルやプラスティック製品がどんどんとゴミ箱に入れられていく光景に驚いたことがきっかけです。
ゴミの処理や再利用について考えたその時、海に捨てられたゴミで苦しむ海の生き物がいることを思い出しました。
私は海が大好きです。
私が住んでいるハンガリーには海がないので、海に囲まれている日本はなんて良いんだろうと思っています。
日本の祖父母は私が日本に来るといつも海のあるところに旅行に連れて行ってくれます。ウミガメが産卵に来る海岸はきれいなのに、海水浴場の近くにはゴミが散らかっています。
ポイ捨てされているゴミや海を渡ってくるゴミ、世界中で考えていくべき問題だと思います。

2023年2月12日日曜日

雅楽の紹介(2023.02.11)

4時間目に全校生徒で雅楽に耳を傾ける機会に恵まれました。
日本の神社やお寺で雅楽の演奏を行っている大学生の宮永さんによる演奏会でした。
宮永さんは小学生時代をハンガリーで過ごされたかたで、今回補習校の子どもたちのために雅楽を紹介くださいました。
雅楽についてや雅楽で使われる様々な楽器を学んだ後に、龍笛という笛を使った楽曲を聴きました。日本にいてもなかなか触れることのない楽器を知ることができ、とても貴重な機会となりました。
補習校の児童生徒に一番人気があった楽器は笙(しょう)でした。
楽器について学んだ後は、もののけ姫やAmazing graceなどみんなの知っているような曲も演奏してもらいました。軽やかさの中にダイナミックで力強い音色にとても惹き込まれました。
(教員寄稿)

2023年1月28日土曜日

かるた大会(2023.01.28)

コロナ禍で見送りになっていたカルタ大会が3年ぶりに開催されました。
1年生から3年生にとっては初めてのカルタ大会です!子供達の中には練習を頑張ってきた子も沢山います。

1年生と2年生はいろはカルタを使います。絵の多いカルタですが、緊張しながら大きな声「はい」とカルタを取って行きます。ワイワイ楽しそうな雰囲気です。

3年生から6年生は俳聖カルタを使います。こちらは内容が少し難しい表記です。
3年生には初めての大会ですが、集中してカルタを探している印象で、声を掛け合いながら楽しんでいました。
5、6年生は審判も自分達でしたり、流石の素早さでドンドン取って行きます。真剣な表情がとても印象的です。

中学部は百人一首を静かに真剣な表情で集中して取って行き、どんどん札が無くなって行きます。落ち着いた様子でした。

日本文化を感じる素敵なイベントとなりました。カルタ係や運営委員の皆様、審判の保護者やボランティアの皆様、ありがとうございました。
(在校生保護者寄稿)

2023年1月17日火曜日

2021年所得税1%寄付のお礼 / 1%-os felajánlás

 2021年個人所得税納付額の1%の寄付先に補習校をご選定頂きました皆さまへご報告いたします。

総額389,325フォリントの寄付となりました。
ご協力ありがとうございました。
補習校児童生徒のために大切に使わせて頂きます。

Tisztelt Támogatóink, Barátaink!
A Zölddomb Alapítvány köszöni mindenkinek a 2021. évi adóbevalláshoz kapcsolódó 1 %-os adófelajánlásait. Alapítványunk szép eredményt elérve, 389,325 forint összeget kapott.
Köszönettel és remélve, hogy a jövőben is megtisztelnek bizalmukkal.
Zölddomb Alapítvány