2024年9月24日火曜日

全校遠足(2024.05.11)

 毎年恒例の全体遠足。学年を越えて親睦を深めることを目的に、今年度はパール谷洞窟(Pál-völgyi-barlang)を訪れました。

遠足の前週に実施した事前学習では、児童生徒全員で遠足の目的や注意事項を確認。低学年の児童にはてるてる坊主を配布し、遠足日の晴天を願ってもらいました。おかげで、当日は新緑が初夏の日差しに輝くよいお天気となりました。

メインのプログラムは洞窟探検とダンスです。
洞窟探検は400段以上の階段を含む約1時間の冒険でしたが、全員がやり遂げました。また、本校卒業生の2名が通訳を担当してくれたおかげで、ハンガリー語・日本語の両方でツアーガイドを聞くこともでき、楽しみながら知識を深めることができました。
去年に引き続いておこなったダンスでは、特別講師の指導のもと各班が一部オリジナルの振り付けを考え、最後には全員が一体となって踊りました。

学年を超えた縦割り班での活動を通し、リーダー・副リーダーを中心に中学部の生徒と小学部5年生の児童が低学年のメンバーを気遣ってくれる場面が多くみられました。

自由時間には、元気いっぱい鬼ごっこをしたり、芝生に寝転がって青空の下で友達とお喋りをするなど、思い思いの時間を過ごしました。

保護者の皆様におかれましては、持ち物やお弁当の準備、当日の送迎などご協力をいただき、誠にありがとうございました。おかげさまで、本年度も無事に遠足を終えることができました。
(遠足担当教員寄稿)

教員研究授業 & 事後検討会ご報告(2024.06.08)

補習校では生徒の皆様により良い授業を提供できますように、年間を通じて教員の人材育成に取り組んでいます。
毎年1学期に全学年合同で避難訓練を行います。避難訓練は保護者主導で行います。ただしその年の担当クラスは通常の授業を行い、その授業を他の学年の全教員が見学をします。
また、日本人学校の先生にも授業を見学いただき普段の補習校の授業の様子をみていただきます。

今年は6年生の授業が担当でした。当日は生徒に欠席者があったため生徒は2名、見学者は11名となりました。多勢の見学者に取り囲まれ、担任教員と生徒には緊張した授業になったと思います。
授業は騙し絵を題材にした論説文であり、生徒が苦手とする分野でありました。先生は論説文の理解よりも、騙し絵をみて生徒の意見を聞くことに焦点をあて、その流れで教材の理解を深めていくような進め方でした。授業の後は、日本人学校の先生と補習校の教員で見学した授業について意見交換が行われました。

このように補習校では教員の方々が研修や、勉強会などを通じて楽しく授業を行っていただけるように努めております。
(運営委員教員庶務寄稿)

2024年9月20日金曜日

日本人学校ふれあい大運動会(2024.09.01)

 令和6年9月1日日曜日に『ブダペスト日本人学校 ふれあい大運動会』が行われました。
補習校からは、9家庭・小学生、幼児の計14名と保護者が参加しました。

今回のブダペスト日本人学校ふれあい大運動会は学校創立20周年記念の大会ということで、ミッキーマウスが登場したり、昼休みには特別ゲストの剣術クラブの皆さん方の演武があるなど趣向をこらした内容となっており、児童生徒、先生方やその他関係者の皆様方の節目を祝う大会を盛り上げようという気概が随所でひしひしと伝わりました。

今大会の競技も全て楽しめるものでしたが、特に印象に残ったのは、5年生から中学生による「表現活動」でした。女子たちによるドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の挿入歌にのせた可愛らしいダンス、男子たちによるクールなダンス、そして圧巻だったのはソーラン節の演舞でした。補習校の児童生徒たちにとっても大いなる刺激となり参考となったのではないでしょうか。「逃げるは恥だが役に立つ」はハンガリーのことわざでもあります。

今年の夏は、かつてないほどの猛暑で、この日も大変な蒸し暑さでしたが、参加した子どもたちは、全く平気で最後まで元気に飛び跳ね、駆け回り、大会競技への参加を心から楽しんでいる様子でした。また、一生懸命に自分のチームの仲間を応援する様子や、結果に一喜一憂しながらもお互いをたたえあう場面には清々しい感動さえ覚えました。

最後に、補習校を温かく受け入れていただき、且つ、入念な準備をされた上で、本大会運営においても労苦をいとわず献身的に働いておられた日本人学校の先生方に、このようなすばらしい行事に参加させていただいたこと、厚く御礼申し上げます。
(引率教員寄稿)  

火災避難訓練(2024.06.08)

補習校の授業中に火災が起きた場合どう避難するべきか知っておくための訓練が4時間目に行われました。
今年度も在ハンガリー日本国大使館より講師をお迎えし「おかしも」の再確認や、火や煙の危なさを教えていただきました。

    お:押さない
    か:駆けない
    し:喋らない
    も:戻らない

背を低くし、口を覆いながら外に避難をする訓練を行いました。
実践的な避難訓練を通じ、児童生徒が自分の安全を確保する適切な避難行動ができるようにする大変有意義な訓練となりました。(運営委員寄稿)