補習校では生徒の皆様により良い授業を提供できますように、年間を通じて教員の人材育成に取り組んでいます。
毎年1学期に全学年合同で避難訓練を行います。避難訓練は保護者主導で行います。ただしその年の担当クラスは通常の授業を行い、その授業を他の学年の全教員が見学をします。
また、日本人学校の先生にも授業を見学いただき普段の補習校の授業の様子をみていただきます。
今年は6年生の授業が担当でした。当日は生徒に欠席者があったため生徒は2名、見学者は11名となりました。多勢の見学者に取り囲まれ、担任教員と生徒には緊張した授業になったと思います。
授業は騙し絵を題材にした論説文であり、生徒が苦手とする分野でありました。先生は論説文の理解よりも、騙し絵をみて生徒の意見を聞くことに焦点をあて、その流れで教材の理解を深めていくような進め方でした。授業の後は、日本人学校の先生と補習校の教員で見学した授業について意見交換が行われました。
このように補習校では教員の方々が研修や、勉強会などを通じて楽しく授業を行っていただけるように努めております。
(運営委員教員庶務寄稿)