毎年恒例の全体遠足。学年を越えて親睦を深めることを目的に、今年度はパール谷洞窟(Pál-völgyi-barlang)を訪れました。
遠足の前週に実施した事前学習では、児童生徒全員で遠足の目的や注意事項を確認。低学年の児童にはてるてる坊主を配布し、遠足日の晴天を願ってもらいました。おかげで、当日は新緑が初夏の日差しに輝くよいお天気となりました。
メインのプログラムは洞窟探検とダンスです。
洞窟探検は400段以上の階段を含む約1時間の冒険でしたが、全員がやり遂げました。また、本校卒業生の2名が通訳を担当してくれたおかげで、ハンガリー語・日本語の両方でツアーガイドを聞くこともでき、楽しみながら知識を深めることができました。
去年に引き続いておこなったダンスでは、特別講師の指導のもと各班が一部オリジナルの振り付けを考え、最後には全員が一体となって踊りました。
学年を超えた縦割り班での活動を通し、リーダー・副リーダーを中心に中学部の生徒と小学部5年生の児童が低学年のメンバーを気遣ってくれる場面が多くみられました。
自由時間には、元気いっぱい鬼ごっこをしたり、芝生に寝転がって青空の下で友達とお喋りをするなど、思い思いの時間を過ごしました。
保護者の皆様におかれましては、持ち物やお弁当の準備、当日の送迎などご協力をいただき、誠にありがとうございました。おかげさまで、本年度も無事に遠足を終えることができました。
(遠足担当教員寄稿)