2025年6月23日月曜日

不審者侵入を想定した避難訓練(2025.05.24)

今年度の避難訓練は在ハン日本大使館のご協力のもと「不審者対応」をテーマに行いました。

刃物を持った侵入者が校内に現れた場合、児童生徒たちはどう行動するべきか、今回の訓練では、以下の行動を実践しました。

・連絡を受け次第、できる限り早くバリケードを設置する
(侵入を防ぐ/遅らせるための工夫)
・出入り口から見えにくい位置に移動し、身を隠す
・「もう大丈夫」と確実に分かるまで、静かに待機する

訓練の最後には、多くの生徒が積極的に手を挙げ、質問をする様子も見られました。

「バリケードをはっても入ってきたらどうすればいいの?」
という問いには、講師の方から
「身近にある椅子を使って距離をとる」など、
いざという時の行動指針についても具体的にお話しいただきました。

このような事態が実際に起こる可能性は、決して高くはないかもしれません。
しかし、子どもたちが「どうして?」「どうしたらいいの?」と考え、想像し、質問する、そのプロセスこそが、非常時に自ら考え、判断し、行動するための土台となるのだと改めて感じさせられました。
(避難訓練担当保護者寄稿)

教員研究授業 & 事後検討会ご報告(2025.05.24)

 5月24日土曜日、恒例の春の研究授業が行われました。小学部1年生クラスの4校時の授業にブダペスト日本人学校の2名の先生方をお招きし、授業をご覧頂き、補習校の他クラスの教員もこの授業を見学しました。
本研究授業は、教科書の単元「ねことねっこ」の唱え歌を通して、児童が促音、濁音、半濁音に慣れ親しむということを目的としたものでした。
教員の指示に合わせ、3人の児童たちが、一生懸命読んだり書いたり、手を叩きながら発音練習をする様子はとても微笑ましく、心が和みました。また、ハンガリーでは、現地小学校に上がっていない年齢のこのクラスの3人の児童が45分間全く集中を切らさずに、真剣に授業の課題に取り組んでいたことに、参加者全員が非常に感心していました。
授業後は、日本人学校の先生方を交えた討議会が行われ、日本人学校での授業についての講評をいただいた後、活発な意見交換が行われました。
日本人学校の先生方のご指導いただいたおかげで、非常に有意義な時間となりましたことに厚く御礼申し上げます。
(補習校研修担当教員寄稿)