今年度の避難訓練は在ハン日本大使館のご協力のもと「不審者対応」をテーマに行いました。
刃物を持った侵入者が校内に現れた場合、児童生徒たちはどう行動するべきか、今回の訓練では、以下の行動を実践しました。
・連絡を受け次第、できる限り早くバリケードを設置する
(侵入を防ぐ/遅らせるための工夫)
・出入り口から見えにくい位置に移動し、身を隠す
・「もう大丈夫」と確実に分かるまで、静かに待機する
訓練の最後には、多くの生徒が積極的に手を挙げ、質問をする様子も見られました。
「バリケードをはっても入ってきたらどうすればいいの?」
という問いには、講師の方から
「身近にある椅子を使って距離をとる」など、
いざという時の行動指針についても具体的にお話しいただきました。
このような事態が実際に起こる可能性は、決して高くはないかもしれません。
しかし、子どもたちが「どうして?」「どうしたらいいの?」と考え、想像し、質問する、そのプロセスこそが、非常時に自ら考え、判断し、行動するための土台となるのだと改めて感じさせられました。
(避難訓練担当保護者寄稿)