4時限目、今年は不審者侵入の場合の避難訓練を行ないました。
不審者侵入の避難訓練は4年ぶりです。
今年も在ハン日本大使館のご協力のもと、事前打ち合わせを行い、訓練に向けて色々と意見を出し合うことができました。
今年の目標は、子どもたちに合わせたレベルで、不審者とは何なのかを理解させ、学校に侵入してきた場合、そして道で遭遇した場合にどう対応すればいいのかを伝えることでした。
今年の合言葉は『いかのおすし』
・いかない
・のらない
・おおごえをだす
・すぐににげる
・大人の人にしらせる
訓練前に不審者に対する認識を確認したところ、すでにきちんと理解している子もいました。
今年は、ドアをガタガタさせることにより不審者侵入を表現してみました。
その後、高学年はバリケードを作り、中学年はカーテンを閉め、そして低学年は教室の隅に集まって静かに待機しました。
どの子もきちんと自分のすべきことがわかっているようでしたが、残念ながらおしゃべりをする子が目立ち、こちらの指示がすぐに伝わらない状況が何度かありました。
不審者逮捕が確認された跡は、バリケードを元に戻し、それぞれの席に座らせ、人数確認をし、大使館のご担当者様に貴重なレクチャーをしていただくことができました。
合言葉には「おおごえをだす」とあるのに、訓練中は静かにしなければならなかったのはなぜか、という鋭い質問も出るなど、今年も訓練に意欲的な姿が見られました。
今回も貴重な体験ができて良かったと思います。
(避難訓練担当保護者寄稿)